レギュラーを突き上げろ。W杯アジア最終予選で期待するリオ五輪組 (3ページ目)
4戦目までが重要なのは、アジア最終予選を有利に進めるためだけではない。ここで波に乗って勝ち点を伸ばすことができれば、リオ五輪代表組とベテランの融合を試みることができるからだ。
第5戦を控えた11月11日には、オマーンとの親善試合が組まれているが、リオ五輪でいいパフォーマンスを見せたFW浅野拓磨やMF遠藤航、大島僚太、DF植田直通といった選手たちが招集される可能性は高い。
日本代表のW杯ロシア大会の最終的な目標は、出場権獲得だけではなく、本大会でのベスト8やベスト4進出にある。これを成し遂げるには最終予選中に日本代表がひと回りも、ふた回りも成長する必要があるが、それには若手の突き上げが不可欠だ。彼らが現在のレギュラーからポジション奪取を狙うことで、激しい競争を日本代表にもたらすことに期待したい。
リオ五輪では2ゴールの浅野拓磨ら、若手の成長はW杯予選を勝ち抜くために不可欠だ photo by JMPA
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