今季最初のタイトルを手にした広島の「新たなスタイル」とは? (3ページ目)
「相手がボールを持ったとき、ボールホルダーにファーストディフェンダーがしっかりアプローチして、周りの選手が連動する。それをしっかりできたことがいい攻守につながった」
森保監督がそう振り返ったように、広島は90分間の大半でゲームを支配。内容的には、2-0というスコア以上の完勝だったと言っていい。昨季、リーグ戦と天皇杯で3度戦い、一度も勝てなかった天敵・横浜FMを圧倒。広島は今季最初の試合で、さらに増した強さを印象づけた。
それでも「これがベストではない。もっと上がっていける」と青山。王者・広島は3連覇の偉業達成へ向け、上々のスタートを切った。
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