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サッカー日本代表に「手負いの虎」がすべてをかけて襲いかかる チュニジア監督電撃交代、衝撃の舞台裏 (4ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Akiko Tonegawa

 そして何よりチュニジアの選手たちはいま、「問題は監督にあった」ということを証明したいと思っている。彼らは国民とサッカー連盟に、スウェーデン戦の大敗の責任は前監督にあり、自分たちのせいではないということを見せなければならない。そのために日本戦にすべてをかけてくるだろう。

 ルナール新監督は「日本戦こそ今大会で最も重要な試合だ」と語っている。国際経験が豊富で、これまでもアジアで日本と対戦してきた彼は、守備を固めてカウンターを狙う戦い方を熟知している。

 つまり、日本が直面するのは、決して死んだチームではないということだ。傷つき、怒り、誇りを守るために最後の最後まで噛みつこうとする「手負いの虎」である。

 ルナールにとっては再出発の試合。チュニジアにとっては最後の希望。日本にとっては予想以上に危険な一戦となるかもしれない。

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