【サッカー日本代表】清武弘嗣が悔やんだワールドカップの落とし穴 「あの試合が4年間で一番日本らしさを出せなかった」 (3ページ目)
【最後に使ってくれたことは感謝】
── それこそ、出番を与えてほしかったのでは?
「この試合に出られなかったことで、ちょっと納得した部分もありました。ヨーロッパ遠征からなかなかうまくいかず、メンバーには選ばれたけど、ザックさんのなかでの信頼度は落ちていたんだなって。
僕は2011年に韓国戦でデビューして、そこから3年間、継続的に積み上げていくことができなかった。最初の頃はよくても、だんだんと調子を落としてしまったんです。
最後の1年で調子がよかった人が入ることもあれば、ずっと入っていた人が外れることも当然あります。僕はメンバーには入れましたけど、結果的にうまく調整できなかった。気持ちの部分で踏ん張りきれなかったところもあります。
だから、ワールドカップで試合に出るのは、本当に難しいことなんだなって。ギリシャ戦で出られなかったのも、今の状態ではやっぱり使ってもらえないんだなって、妙に納得してしまったんですよね」
── それでも第3戦(コロンビア戦)に勝てば、決勝トーナメントに進出できる可能性が残っていました。ところが1-4の完敗に終わり、ひとつの勝利も挙げられないままブラジルの地を去ることになりました。
「あの試合は、これまで出ていなかった選手が起用されましたし、僕も最後に少しだけピッチに立つことができました。先制されながら一度は追いついたんですけど、この試合ではハメス(・ロドリゲス/モナコ)にやられましたね。後半から出てきて、完全にやられてしまった。見ていても本当にやばい選手だなって」
── 清武選手は終了間際の85分、香川真司選手(マンチェスター・ユナイテッド)に代わって出場しました。あの時の心境は?
「3点差をつけられていたので、一矢を報いたい気持ちもあったんですけど、悔しさのほうが大きかったかもしれません。でも、ザックさんがどういう狙いで僕を送り込んだかわからないですけど、3年間見てくださって、最後に使ってくれたことは、やっぱり感謝ですよ」
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