ワールドカップで楽しみな才能溢れる10代選手のデビュー サッカー日本代表にもその候補がいる (3ページ目)
【短期間で一気に開花することも多い】
代表チームのエースとなる選手のほとんどは、すでに10代の段階でそれだけの力は示している。しかし、チーム事情によって与えられる機会は変わる。リオネル・メッシは18歳の時にドイツW杯でプレーしているがスーパーサブ的な起用のされ方だった。アルゼンチンはハビエル・サビオラやエルナン・クレスポなど実績のある選手がいる層の厚いチームだったからだ。同じ大会でクリスティアーノ・ロナウド(当時21歳)はすでにエース格。ポルトガルのほうがやや選手層が薄かった。
佐藤は南野拓実の負傷欠場によって機会が広がったと思われ、モラはメキシコの得点力不足の切り札としての期待がある。将来の大器と目される10代は短期間で一気に開花することも多く、追い風を受けて飛翔する魅力があり、チームの起爆剤にもなりえる存在だ。
著者プロフィール
西部謙司 (にしべ・けんじ)
1962年、東京生まれ。サッカー専門誌「ストライカー」の編集記者を経て2002年からフリーランスに。「戦術リストランテ」「Jリーグ新戦術レポート」などシリーズ化している著作のほか、「サッカー 止める蹴る解剖図鑑」(風間八宏著)などの構成も手掛ける。ジェフユナイテッド千葉を追った「犬の生活」、「Jリーグ戦術ラボ」のWEB連載を継続中。
【写真&選手紹介】ワールドサッカー「新」スター名鑑
3 / 3





















































