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サッカー日本代表は攻撃的3バックなのにボール保持できない? サウジアラビア戦完封も気になるデータ

  • 中山 淳●文 text by Nakayama Atsushi

 今回のW杯アジア3次予選で最も難易度が高いと見られていたのが、アウェーでのサウジアラビア戦だった。

 しかし、いざ蓋を開けてみれば、日本は2ゴールを奪い、クリーンシートも達成。これまで鬼門とされたW杯予選におけるサウジアラビアとのアウェー戦に初めて勝利した事実も含め、難しい試合で申し分のない結果を手にしたことは称賛に値する。

サッカー日本代表はサウジアラビアを完封も、確かな課題も見えた一戦だった photo by Getty Imagesサッカー日本代表はサウジアラビアを完封も、確かな課題も見えた一戦だった photo by Getty Imagesこの記事に関連する写真を見る ただ、忘れてはいけないのは、日本がW杯本大会でベスト8以上を目指していること。とりわけ予選と本大会とのレベルに大きなギャップが存在するアジアの戦いにおいては、1試合1試合の結果や成果だけに着目していると、知らぬ間に目標達成までのプロセスを見失ってしまう可能性があるからだ。

 その視点で言えば、今回のサウジアラビア戦は、日本が現時点における自らの力量を測るには、予選唯一と言ってもいい絶好の機会だった。この試合で垣間見えた課題こそが、本番で目標を達成するためのヒントになるはず。ある意味、敢えて収穫よりも課題のほうに焦点を当てるべき試合と言っていい。

 チーム戦術は機能していたのか。選手個々のパフォーマンスはどうだったのか。あるいは、監督采配に問題はなかったのか。勝ったことで見逃しがちな部分を含め、改めてピッチ上で起きていた現象から試合を掘り下げてみる。

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著者プロフィール

  • 中山 淳

    中山 淳 (なかやま・あつし)

    1970年生まれ、山梨県出身。月刊「ワールドサッカーグラフィック」誌編集部勤務、同誌編集長を経て独立。スポーツ関連の出版物やデジタルコンテンツの企画制作を行なうほか、サッカーおよびスポーツメディアに執筆。サッカー中継の解説、サッカー関連番組にも出演する。近著『Jリーグを使ってみませんか? 地域に笑顔を増やす驚きの活動例』(ベースボール・マガジン社)

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