サッカーＷ杯に見るドイツ＆スペインのジンクス。日本が予選突破へポジティブなデータもある (4ページ目)

　ドイツ、スペインの「壁」の高さを先に強調してきたが、実は2002年以降のＷ杯では優勝経験国がグループリーグで同居すると、それら１～２チームが必ず敗退。優勝未経験国が勝ち上がるという"死の組"化している。日本もこのジンクスに乗っかって、強豪にひと泡吹かせて決勝トーナメント進出を果たしたいところだ。

【2002年Ｗ杯以降で優勝経験国が同居したグループリーグの結果】
●2002年日韓Ｗ杯
【Ａ組】フランス、セネガル、ウルグアイ、デンマーク
＝フランス、ウルグアイがグループリーグ敗退

【Ｆ組】アルゼンチン、ナイジェリア、イングランド、スウェーデン
＝アルゼンチン、ナイジェリアがグループリーグ敗退

●2010年南アフリカＷ杯
【Ａ組】南アフリカ、メキシコ、ウルグアイ、フランス
＝南アフリカ、フランスがグループリーグ敗退

●2014年ブラジルＷ杯
【Ｄ組】ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア
＝イングランド、イタリアがグループリーグ敗退
※赤字＝優勝経験国