日本代表の新たな顔ぶれに総合力アップの可能性。欧州組より川崎組の起用で「欠けている要素」を補える (3ページ目)
森保采配の最大の難は選手交代にある。交代枠(5人)をきれいに使い切ったためしがない。つまり、ウイングに不可欠なフレッシュさ、多彩さを演出できずにいる。
今回のメンバーを見ると、若干、スピード系に偏っている気がするが、それだけに技巧派に属する三笘は、貴重な存在になる。
スピード系のウイングを置くことになりそうな右は、その下で構える右SBには、バランス的に技巧的な選手を配したい。酒井、室屋より山根のほうがよいコンビネーションが築けるのではないか。いずれにしても、欧州組というより、川崎組を多く起用することをお勧めしたい。森保一監督には過去を否定する才覚が求められている。
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