W杯アジア最終予選の勢力図。日本とライバル国、現状の力関係は? (4ページ目)
日本は先述の通り、2019年アジアカップ準決勝でイランに3-0で完勝している。しかし、もう一度戦えば、どうなるかわからない、それは、完勝劇に必然が感じられない一戦でもあった。
アジアの中で最も力を伸ばしているのが、その決勝戦で日本が敗れたカタールだ。この優勝も手伝い、2018年8月の時点の98位(アジアでは13位)だったFIFAランクは、42位(5位)へと急上昇。短期間で、世界でも類を見ない長足の進歩を遂げた。
アジアの底辺のレベルは確実に上がっている。日本が今後とも、アジアの中で揺るぎない立場を維持しようとすれば、伸び率を上昇させる必要性がある。2022年カタールW杯。日本には自らのマックス値を更新してほしいものである。
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