忍者サッカーで豪州を惑わす。
勝因は「非・本田圭佑」的な選手の抜擢 (5ページ目)
「実は、私はプライベートに大きな問題を抱えています。この試合の前に帰国しようかと思ったほどです。しかし、応援してくださる方々への責任もあります。私はそういう性格です。皆さんもっと、たくさんのことを聞きたがっているでしょうが、私の発言が、議論の元になってしまうといけないので、これ以上、質問に答えることはできません」
試合後、ハリルホジッチはそう言い残すと、会見を一方的に切り上げ、会場を後にした。サッカー協会の広報担当者が確認したところ、家族の問題だという。広報も知らなかったという、寝耳に水の話だった。
こちらの混沌の度合いはこれからどれほど強まるのか。しばらく目は離せそうもない。
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