【プロ野球】「ハリさんが本気でホームランを打ちにいってたら...」 門田博光が語っていた張本勲の知られざる打撃力 (5ページ目)
ただ、張本は自分が最も輝ける道として「ヒット」を選び、その道を突き詰めた。その結果として残ったのが、「3085」という誰も到達していない数字だった。
10年以上も前に門田から聞いた「張本話」を懐かしく思い出しながら、そんなことを考えた。
まだ何者でもなかった若き日に、もし門田がヒットを、張本がホームランを第一に求めていたとしたら──。
アーチスト・張本勲。
安打製造機・門田博光。
ふたりの代名詞は入れ替わり、まったく違った姿で球史にその名を刻んでいたのかもしれない。
著者プロフィール
谷上史朗 (たにがみ・しろう)
1969年生まれ、大阪府出身。高校時代を長崎で過ごした元球児。イベント会社勤務を経て30歳でライターに。『野球太郎』『ホームラン』(以上、廣済堂出版)などに寄稿。著書に『マー君と7つの白球物語』(ぱる出版)、『一徹 智辯和歌山 高嶋仁甲子園最多勝監督の葛藤と決断』(インプレス)。共著に『異能の球人』(日刊スポーツ出版社)ほか多数。
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