【プロ野球】伊藤大海&有原航平を中5日で回す衝撃構想 鶴岡慎也が "新庄野球"の核心に迫る (3ページ目)
【交流戦までに勝ちパターン確立できるか】
── 昨季は12球団トップの23完投でした(2位は広島の11、3位は西武の10)。完投を増やした背景には、どのような意図があったのでしょうか。
鶴岡 昨季は、先発投手が長いイニングを投げたあと、一度登録を抹消し、10日後にフレッシュな状態で再び先発させるという起用でした。結果として、ローテーションを崩さずに回り続けたのは伊藤投手だけでした。今季は伊藤、有原のダブルエースを中5日で回し、彼らに続く先発陣をどう整備していくかが、大きなキーポイントになってくると思います。
── 最終的に、抑えは誰が務めることになりそうですか。
鶴岡 齋藤友貴哉投手は、故障の影響でやや出遅れています。当面は、柳川大晟投手と田中正義投手が抑えを担う形になるでしょう。
── ドラフト1位新人も楽しみです。
鶴岡 明治大から入団した大川慈英投手は、大学時代からリリーフでした。経験があるというのは大きいですね。リードしている試合をそのまま勝ち試合で終わらせるには、当然ながらリリーフの力が必要になってきます。
── 他球団と比べて、30セーブを挙げるような絶対的なストッパーがいるわけではありません。
鶴岡 ソフトバンクも昨季は、抑えのロベルト・オスナ投手や中継ぎのダーウィンゾン・ヘルナンデス投手の調子がなかなか上がりませんでした。そのなかで、状態のいい投手を見極めていくうちに、7回を藤井皓哉投手、8回を松本裕樹投手、そして9回は杉山一樹投手という形がはまりました。日本ハムも先発陣が充実しているだけに、開幕ダッシュを決め、セ・パ交流戦あたりまでに勝ちパターンを確立できれば、ペナントレースは日本ハム優位で進んでいくのではないでしょうか。
── 投手陣のキーマンは?
鶴岡 2年連続で最多勝のタイトルを分け合った伊藤投手と有原投手。そのふたりに続く存在として、爆発的に数字を伸ばしてくる可能性があるのが北山投手です。
鶴岡慎也(つるおか・しんや)/1981年4月11日、鹿児島県生まれ。樟南高校時代に2度甲子園出場。三菱重工横浜硬式野球クラブを経て、2002年ドラフト8巡目で日本ハムに入団。2005年に一軍入りを果たすと、その後、4度のリーグ優勝に貢献。2014年にFAでソフトバンクに移籍。2014、15年と連続日本一を達成。2017年オフに再取得したFAで日本ハムに復帰。2021年オフに日本ハムを退団し、現在は解説者として活躍中
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