アンカツが苦悩の末に選定した「3歳牡馬番付」 皐月賞&ダービーは「ハイレベルな大混戦」
安藤勝己選定「3歳牡馬番付」(前編)
牡馬クラシック第1弾のGI皐月賞(4月19日/中山・芝2000m)が目前に迫っているが、今年の3歳牡馬戦線は牝馬以上に、かなりの混戦模様だ。
そうした状況にあるのは、出世レースのGⅡ東京スポーツ杯2歳S(11月24日/東京・芝1800m)をはじめ、2歳GIの朝日杯フューチュリティS(以下、朝日杯FS。12月21日/阪神・芝1600m)、ホープフルS(12月27日/中山・芝2000m)と、いずれも1番人気が敗戦。年が明けてからも、GⅢ京成杯(1月18日/中山・芝2000m)、GⅢ共同通信杯(2月15日/東京・芝1800m)、皐月賞トライアルのGⅡ弥生賞(3月8日/中山・芝2000m)、GⅡスプリングS(3月15日/中山・芝1800m)など、主要レースの大半で1番人気が敗れているからだろう。
その結果、現状では皐月賞、GI日本ダービー(5月31日/東京・芝2400m)に向けて、断然の存在が不在。ここまでの重賞やトライアルの勝ち馬、上位争いを演じてきた馬の多くにチャンスがある、と見ていい。
どの馬が勝ってもおかしくないクラシック。その予想は難解極まりない。ならば、牝馬同様、競走馬の分析に長けた安藤勝己氏に話を聞くべきだろう。そのうえで、安藤氏独自の視点による「3歳牡馬番付」を選定してもらい、皐月賞、ダービーの行方につながるヒントを得ていきたい――。
出世レースの共同通信杯を制したリアライズシリウス(黄帽) photo by Koichi Miuraこの記事に関連する写真を見る 今年の3歳牡馬戦線は、昨年のクロワデュノールのようなズバ抜けた馬がいない。とはいえ、2歳戦からこれまでの重賞勝ち馬、好走馬は、いずれもレースぶりに見どころがあって、素質の高さも感じられた。突出した馬はいないものの、粒ぞろいの面々がそろっていて「ハイレベルな大混戦」と言える。
また、有力馬各々がいろいろな路線からクラシックに向かってきているとあって、比較が難しいことも混戦模様に拍車をかけている。はたして、皐月賞、ダービーを制するのはどの馬なのか。主要な重賞やトライアル戦など、それぞれのレースをどう評価するかが重要なポイントとなりそうだ。
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