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【プロ野球】「ダイヤモンドは白紙」 ヤクルト・池山新体制で始まった大競争 山田哲人は三塁挑戦、二遊間は激戦区に (3ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Seiya Shimamura

 新人の松下歩叶(ドラフト1位/法大)と石井巧(ドラフト6位/NTT東日本)は、一軍キャンプでパンチ力をアピールしていたが、ともに左ハムストリングを負傷。二軍の宮崎・西都キャンプに合流し、気持ちを切り替えてリハビリに励んでいた

「今はより体を大事に、より体を気にしてやっています」(石井)

「もう一回、体を見つめ直して、ケガをしない体づくりをしよう、今回の時間をプラスにしようとやっています」(松下)

【二遊間で繰り広げられるポジション争い】

 ダイヤモンドは白紙のなか、キャンプで激戦区となっていたのが二遊間だ。前出の伊藤、武岡、赤羽に加え、今シーズンから内野手登録となる内山壮真、そして正遊撃手の長岡秀樹も、ショートとセカンドの両ポジションでノックを受けた。

 長岡が自身のポジションを脅かす存在にもなり得る内山や伊藤らに対し、助言を惜しまない姿には感銘を受けた。

「変えたいことは、全部といえば全部ですね。毎年いろいろなことを考えながら、少しずつ変えてきているので、今年だからといって特別な気持ちはありません。今年変えたことについては、見て判断してもらえればと思います。みんなもっとうまくなりたいという欲の塊ですし、そういう気持ちが出てくるのは自然なことだと思います。誰ひとり今に満足している人はいないでしょうし、みんなで高め合っていけたらいいなと思っています」

 内山は「僕はやっぱり、ポジションが変わったことが大きいですね」と語った。昨年は捕手登録ながら外野で106試合に先発出場。打率.262、8本塁打、OPS.712の成績を残した。

「そのことで守備練習の時間も増えました。今はいろいろ課題があるなかで、一つひとつ潰しているところです。ポジションはまだはっきりしていませんが、二遊間のどちらでもしっかり守れるようにという意識でやっています。打撃では、僕はOPSを重視しているので.800を超えることを目標に練習しています」

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