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名バッテリー・佐々岡真司&西山秀二が明かす「3週間で8キロ痩せた」広島東洋カープの練習量 (3ページ目)

吉田 プレーヤーとしてすごいと思った選手は?

西山 練習に取り組む姿勢とかは、金本知憲はすごかったです。才能ですごいと思ったのは前田智徳ですね。

吉田 西山さんのバッティングと、前田さんのバッティングとでは、何が違うんですか?

西山 僕らはここ(手前)じゃないとボールを捉えられないけど、前田はこのへん(手元に近い場所)で捉える。手前だと変化球に対応できないけど、前田は(引きつけるから)追いつけるんですよ。キャッチャーとしてたくさんのバッターを見てきましたが、そのバッティングができるのは3人ぐらいしかいませんでした。

吉田 その3人とは?

西山 落合博満さん、前田智徳、金本知憲です。プロ野球の長い歴史で、2ストライク以降で3割以上打ったのは、この3人だけだと思う。この3人は初球からがっついて打ちにこないんです。追いこまれても打てるので。

吉田 無口な前田智徳さんと野球談義をしたことはありますか?

西山 僕には、野球は真面目には語ってくれないです。

佐々岡 現役時代は基本しゃべらなかったです。

西山 若い頃はよく一緒に飯を食っていたんですよ。その時は一緒に、その日の試合のビデオを見ながらいろいろ話していたんですけど、そんなに野球のことは言わない。ゴルフのことは1から10まで教えてくれる(笑)。

吉田 前田さんは現役引退後、めちゃくちゃ話すのがうまくなりましたよね。

佐々岡 よくしゃべりますよね。

吉田 あれを見てどう思いますか?

佐々岡 (引退して)これだけ変わるんかなって(笑)。

西山 僕は今の前田は見たくなかった(笑)。50歳になっても尖ったままでいてほしかった。テレビで見る前田は、前田であって前田ではない(笑)。

吉田 わかります。前は近寄りがたい感じだったのが、今はフレンドリーですもんね。

【Profile】

佐々岡真司(ささおか・しんじ)/1967年8月26日、島根県出身。89年ドラフト1位で広島に指名され入団。プロ1年目から2ケタ勝利と2ケタセーブを挙げるなど活躍し、03年には史上6人目の通算100勝100セーブを記録。現役引退後は15年から広島のコーチ、20年から22年まで監督を務めた。現在は野球解説者、評論家として活動している。

西山秀二(にしやま・しゅうじ)/1967年7月7日、大阪府出身。プロ2年目の87年シーズン途中、トレードで広島に移籍。広島では94年、96年にベストナイン、ゴールデングラブ賞をそれぞれ獲得。リーグを代表する捕手として活躍。引退後は巨人、中日のコーチを歴任。現在は評論家として活躍している。

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