【ドラフト】BCリーグから指名されそうな選手は? 元プロも驚く快速左腕、骨折しながら盗塁王になったスピードスターも (3ページ目)
【信濃の万能内野手】
■日下部由伸(くさかべ・よしのぶ)2001年12月26日生まれ・山形県出身 内野手
(176cm/75kg 右/左 富士大学→信濃グランセローズ)
シーズン成績:58試合 打率.314 70安打 7本塁打 45打点 長打率.480 OPS.896
大卒2年目の、俊足強打の内野手。守備位置はシーズン通してショートを守り続けたが、BC選抜戦ではサードでも好守備を連発した。9月24日には西武の三軍を相手に3安打。二塁打も放ち、打点も挙げている。
「昨年はケガで出遅れたりしてフルで出られなかったので、今年は冬に体作りをして、シーズンを通して戦える体を作るという目標でやってきました。全試合スタメンで出られたのはチーム唯一なので、それを達成できたのが一番だったと思います。シーズン中は体がきついと思うことはありませんでした」
体重を10kg増やしたことで長打も増え、塁打数は55→107と倍近くになっている。打てない時期、不調などはなくコンスタントに打ち続けてきた印象だ。
「そこも課題にしていたところです。悪い時でもチームに貢献できたと思います」
また、「三振の少なさ」も強みのひとつ。今季は58試合で15だった。
「調子が悪くとも(ヒットを)1本はなんとか打つ。NPB戦など初見の投手でも対応できる、という自信を持ってやってきています」
成長を続ける23歳は、BC選抜戦からフェニックスリーグへと飛び、最後まで走り抜ける。
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