【プロ野球】中日で頭角を現したルーキーコンビを今中慎二が分析 負けが先行するエース髙橋宏斗は「一本立ちしないと」
今季10試合目の先発登板となった8月7日の阪神戦でプロ初勝利を挙げた、中日のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗。同じくルーキーのドラフト4位捕手、石伊雄太も出場試合が増えている。その2人のプレーを、中日OBの今中慎二氏はどう見ているのか。復調傾向のエース・髙橋宏斗のピッチング内容と併せて聞いた。
8月7日の阪神戦でプロ初勝利を挙げたルーキーの金丸 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る
【奮闘するルーキーの評価は?】
――プロ初勝利を挙げたドラ1位ルーキーの金丸投手、ここまでのピッチングをどう見ていますか?
今中慎二(以下:今中) 勝ち星はついてきていませんが、ピッチングの内容は予想以上にいいんじゃないかと思います。落ち着いて投げていますよね。失点するにしても1試合のなかで1イニングくらいで、ほかのイニングはだいたいゼロに抑えています。例えば、初回に4失点しても以降は全部ゼロに抑えて踏ん張れるのですが、それは経験のあるピッチャーでも難しいことです。
それと、ストレートがいいですね。変化球の使い方はまだまだかなと思いますが、これから試合に慣れていくうちに、どこかのタイミングでコツをつかんでいくでしょうし、まずは経験を積むこと。「このボールを投げておけば大丈夫」といった決め手となるような変化球は、シーズンオフの期間に身につけるんじゃないですかね。
――関西大学時代に故障した腰の状態を心配されていましたが、ピッチングを見ていて不安はないですか?
今中 見ている限り、腰は大丈夫そうです。球数もだいぶ投げられるようになりましたし、中6日での登板でも心配なさそうですね。先発ローテーションで投げている経験を、来年以降にもつなげていってほしいです。
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著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。




















