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「ガッツ」小笠原道大の娘が明かす父の素顔 巨人移籍でヒゲを剃った時や劇的サヨナラホームランの瞬間も語った

  • 白鳥純一●取材・文text by Shiratori Junichi

小笠原茉由さん インタビュー後編

(前編:「ガチ・ドラゴンズ愛」! 期待の新戦力やベテラン勢、根尾昂の起用法などを熱弁した>>)

 今年のプロ野球開幕前に開催された、"プロ野球推し"の女性タレントらによる「真剣劇場!ガチトーーク 2025年開幕直前SP」。そのイベントに、中日ファンとして出演した小笠原茉由さんのインタビュー後編は、父・道大氏の知られざるエピソードや、中日ファンになったきっかけなどを聞いた。

2004年、通算1000安打を達成して長女・茉由さん(中央)、二女・汐梨さん(左)から花束を受け取る日本ハム時代の小笠原 photo by Kyodo News2004年、通算1000安打を達成して長女・茉由さん(中央)、二女・汐梨さん(左)から花束を受け取る日本ハム時代の小笠原 photo by Kyodo Newsこの記事に関連する写真を見る

【友達から「お父さんの年俸、4億円なの?」と質問も】

――父の道大さんは、日本ハム、巨人、中日の3球団でプレーしましたが、茉由さんはなぜ中日ファンになったのですか?

「私も小さい頃は東京ドームに通っていましたし、父が在籍していた日本ハムや巨人も親しみのある球団ではありますが、2014年に父が中日への移籍を決めたことがチームを応援するきっかけになりました。

 私の家族には巨人ファンが多く、父の中日への移籍が決まった時は、小笠原家の野球熱が一時的に少し冷めたようにも感じました。ただ、私は40歳(当時)になっても新しいチームで挑戦を続けようとする父の勇気に感銘を受けました。そして『今こそ応援しないといけない』という強い気持ちで、中日ファンになったんです。そこから応援を続けて、今年でファン歴11年目ですね」

――道大さんは2度の移籍を経験していますが、移籍先についての家族会議のようなものはあったんですか?

「母には何かしらの相談をしていたかもしれませんが、私たち娘ふたりがいる前で話すことはありませんでした。ただ、2014年の時は球団からの発表がある直前に『ドラゴンズに決まったよ』と報告してもらって。私たちはそれまでと同じように『頑張ってね!』と球場に送り出す日々を過ごすことになりました」

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