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小笠原道大の娘・茉由の「ガチ・ドラゴンズ愛」! 期待の新戦力やベテラン勢、根尾昂の起用法などを熱弁した (3ページ目)

  • 白鳥純一●取材・文・撮影text & photo by Shiratori Junichi

――続けて、ライデル・マルティネスが移籍したリリーフ陣についても伺いたいと思います。

「確かに、ライデル・マルティネス投手の抜けた穴は大きいですが、代わりに9回を任されることになりそうな松山晋也投手に期待したいです。

 あとは、身体がひと回り大きくなって球威も増した藤嶋健人投手や、清水達也投手といった投手陣をどのように使い分けていくのか、井上新監督の采配に注目したいです。7~9回の勝ちパターンの投手が固定できれば本当に心強いですし、勝利にも近づいていくと思うので、リリーフ陣の活躍もたくさん見られるシーズンになってほしいですね」

――今年7年目の根尾昂投手についてはいかがですか?

「私個人としては、もし先発として起用するのなら、長いイニングを投げる姿が見たいです。中継ぎとして投げるのなら、先発が早い回にマウンドを降りてしまった時に登板するような感じですかね。根尾投手の集中力は目を見張るものがありますし、登板するとスタジアムも盛り上がります。なので、『今年こそ開花してほしい』と思っています」

【野手陣は打順の固定が理想】

――続いて、野手陣についての印象はいかがですか?

「石川昂弥選手(4月12日に登録抹消)、細川成也選手、福永裕基選手(ケガで離脱中)が主軸で活躍する姿が見たいですね。昨年の石川選手は82試合に出場し、打率.272、4本塁打、25打点。先日、一緒に練習試合を見ていた父も『年齢的(23歳)には、チームの中心として活躍していてもおかしくない』と話していましたが、まだインパクトのある成績を残せていない印象もあります。強いチームは打順が固定されていることも多いので、石川選手には頑張ってほしいです」

――昨年は固定できなかったポジションもありましたね。

「そうですね。捕手のレギュラーが固定できなかったり、二遊間が日替わりだったりすることがありました。レギュラーや打順が固定されたら、選手たちも自分に求められる役割に徹しやすくなると思いますし、成績アップにつながるんじゃないかと思うので、『ひとりでも多くの選手がレギュラーを掴み取ってほしい』と願っています」

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