小笠原道大の娘・茉由の「ガチ・ドラゴンズ愛」! 期待の新戦力やベテラン勢、根尾昂の起用法などを熱弁した (2ページ目)
――茉由さんが注目している、新戦力の投手はいますか?
「新たにチームに加わった、カイル・マラー投手です。練習試合を見ていた時に、父とも『開幕後に球速と球威がもう少し上がってくれば、よさそうじゃない?』と話していて。オープン戦でも安定したピッチングを見せていましたし、頼もしい存在になるんじゃないかと注目しています。
ただ、涌井秀章投手や大野雄大投手といったベテラン勢もまだまだ頑張ってほしいです。長いイニングを投げること、1年間ローテーションを守ることが大変になってきているかもしれませんが、頼りにしています」
【ベテラン勢や新守護神、根尾の奮起にも期待】
――茉由さんはイベントでも、大野投手のユニフォームを着用していましたね。昨年の大野投手は、9試合に登板して2勝6敗でしたが、今年への期待を聞かせてください。
「私は10年ほど前から大野投手を応援しています。ストライクゾーンのギリギリに投げ込むスタイルなので、微妙なコースがボール判定をされることもあり、『いい投球をしているのにもったいないな』と歯がゆい思いをしたこともありました。
ただ、今年の春季キャンプでは調子がよさそうでしたし、先発としてマウンドに上がる姿がたくさん見られるシーズンになるといいですね」
――2023年から2年連続で4勝と、不本意なシーズンが続く柳裕也投手の復活も待たれます。
「そうですね。私がキャンプ地の北谷(ちゃたん)を訪れた時、柳投手が練習試合で先発していて、まだ股関節か腰に違和感があったようで『仕上がるまでに時間がかかるのかな......』と感じたんですけど、徐々に調子を上げて開幕を迎えたので期待しています。
まだ30歳ですし、再びエース的な存在として活躍する姿が見たいですね。近年は、柳投手の好投が勝ちに結びつかないことも多かった印象です。かつて、山井大介さんが先発する際に必ずと言っていいほど打っていた森野将彦さんのように、柳投手の白星を手繰り寄せてくれる打者の登場を願うばかりです」
――昨秋のドラフト1位で入団した金丸夢斗投手はいかがですか?
「昨年に腰痛を経験したためか、キャンプでもスローペースでの調整を続けているようでした。1軍で見られる日が楽しみですが、シーズンは長いですから、長い目で待とうと思います」
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