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名づけ親はあのミスタースワローズ 社長が振り返るグラブメーカー「ドナイヤ」誕生秘話 (4ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya

 4月5日、神宮球場でのヤクルト対中日戦。山田は2回裏に通算300号本塁打を放った。池山が保持していた300号の球団最年少達成記録を更新し、さらに池山の持つ神宮球場の最多本塁打にも並ぶメモリアルアーチとなった。村田は感慨深そうにこう語った。

「ドナイヤの名づけ親になってくれたのは、"ミスタースワローズ"こと背番号1の池山さん。そしてドナイヤ初の契約選手は、のちにヤクルトの1番を背負う山田選手でした。これも何かのご縁ということなのでしょうか。この先の夢は......ドナイヤのグラブが海を渡ったこともうれしかったですけど、やっぱり山田選手がゴールデングラブ賞を獲ってくれることがいちばんうれしいですね」

(文中敬称略)

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著者プロフィール

  • 島村誠也

    島村誠也 (しまむら・せいや)

    1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。

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