検索

高木豊がブレイクを期待するセ・リーグの若手野手は? 「阪神の近本光司のようになれる」逸材も

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

高木豊が注目する若手野手 セ・リーグ編

 各球団のキャンプが始まり、今年も球春が到来。そこで飛躍が期待される若手がどんなアピールをするのかも、注目のひとつだ。かつて大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)の主力選手として活躍し、現在は野球解説者やYouTuberとしても活動する高木豊氏が、今季のブレイクを期待するセ・リーグの若手野手を4人ピックアップした。

2024年、一軍で94試合に出場したDeNAの梶原昂希 photo by Sankei Visual2024年、一軍で94試合に出場したDeNAの梶原昂希 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る

【巨人・DeNAの三拍子揃った野手たち】

――セ・リーグで今季ブレイクしそうな若手の野手は?

高木豊(以下:高木) 巨人の浅野翔吾(3年目・20歳)です。外野には丸佳浩やエリエ・ヘルナンデスらがいるほか、新外国人でトレイ・キャベッジが入りました。岡本和真が外野に挑戦することも示唆されていますし、外野の競争は激しくなりますが、勝ち残っていってほしいなと。

――その点で、昨季の経験は大きい?

高木 そうですね。勝負強さや対応力もありますし。昨季は凡打を打った後にしっかり反省し、同じ失敗を繰り返さないように適応していました。バッティングがよくて、走らせたら足も速い、だけど、ちょっと守備は......と、クエスチョンをつけてほしくない。走攻守、三拍子揃った選手になってほしいです。

 DeNAの梶原昂希(4年目・25歳)にも期待しています。今は、セ・リーグを代表するトップバッターといえば阪神の近本光司の名前が挙がると思いますが、梶原もそうなれる逸材です。足がありますし、今季は長打も多く打てるんじゃないかと。ホームランを20本以上打てる能力があると思っています。3番あたりで使いたくなる選手でもありますが、打線に余裕があるならば、1番に置いてほしいんです。

1 / 4

【写真】実力派の野球美女たち。私服・ユニフォーム姿の厳選カット集(19枚)

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る