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五十嵐亮太はホークス投手陣の大化けに期待 キーマンはアメリカ帰りの「魔改造」倉野信次コーチだ! (4ページ目)

  • 長谷川晶一●文 text by Hasegawa Shoichi

── さて、数年前まで黄金時代を築いていたホークスも、ここ数年はリーグ優勝から遠ざかり、この3年は日本シリーズ進出も逃しています。中心選手の高齢化も取りざたされていますが、この原因はどこにあるでしょうか?

五十嵐 でも、「日本シリーズに出ていない」といっても、たかだか3年ですけどね(笑)。21年こそ4位だったけど、22年は2位で、昨年は3位ですから。そもそも、プロ野球において「ずっと勝ち続ける」ということは本当に難しいことです。戦力は揃っていたし、いい戦い方もしていたけど、どうしても歯車が噛み合わなかった。「高齢化」については、確かに若い選手が出てきそうで、なかなか出てこないという課題はありましたね。その点は今年も同様。いかに、若い選手が台頭するか? チームの浮沈はそこにかかっていますね。

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五十嵐亮太(いがらし・りょうた)/1979年5月28日、北海道生まれ。千葉・敬愛学園から97年ドラフト2位でヤクルトに入団。プロ2年目の99年にリリーフとして頭角を現し、一軍に定着。04年はクローザーとして37セーブを挙げ、最優秀救援投手賞のタイトルを獲得。09年オフにメジャー挑戦を表明し、メッツと契約。12年はブルージェイズ、ヤンキースでプレーし、13年にソフトバンクと契約し日本球界復帰。18年オフに戦力外となるも、ヤクルトと契約。19年は45試合に登板したが、20年10月に現役引退を表明。現在は解説者として活躍している。

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