緒方孝市が評価する「新井カープ1年目」の選手起用法 ファンが集うバーチャル空間「カープ県」についても語った (4ページ目)
【交流戦の戦い方】
――投手陣についてはいかがですか?
緒方 まずは先発陣について、力のある投手は多いですが、床田(寛樹)が左ひじの炎症で離脱するなど揃い踏みにならないのが苦しい。リリーフ陣も絶対的な守護神だった栗林(良吏)が離脱していた中で、矢崎(拓也)や島内(颯太郎)が復活して、現役ドラフトで巨人から移籍した戸根(千明)なども頑張っている。その奮闘があるからこそ、今の順位で踏ん張れている面があると思います。
――5月30日から交流戦が始まりましたが、シーズンとは違う戦い方が必要でしょうか?
緒方 交流戦はパ・リーグのチームとの"短期決戦"のようなもの。だから、3連戦の初戦を取れるかどうかが非常に重要になりますし、それで流れが変わってきます。ベンチとしてはエンドラン、極端な例ですが初回からスクイズなどを試みてもいいし、とにかくどんどん仕掛けてほしいですね。投手も厳しめに内角をついていくなど、気持ちの面でも"攻め"の意識が必要だと思います。
――緒方さんは「カープ県」のイベントで、6月3日(土)のソフトバンク戦など、交流戦中も何度かゲストとして登場しますね。
緒方 普段は対戦しないパ・リーグのチームとの対戦ですし、相手がどんなチームなのか、どんな選手なのかを見ながら、ファンの方とさまざまなことを一緒に話せるのは楽しみです。シーズンの順位を左右する大事な交流戦ですし、注目したいですね。
◆空間内の由宇練習場では2軍の試合も!
6月2日(金)にサービスがスタートする、カープ専用空間「カープ県」
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【画像】緒方孝市さんも期待するバーチャル空間「カープ県」
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