楽天ベストナインを八重樫幸雄が選出。「初代監督」のウワサの真相も (4ページ目)

  • 長谷川晶一●取材・文 text by Hasegawa Shoichi
  • photo by Kyodo News

――では、打順も含めた最終発表をお願いします!

八重樫 創設16年目ということで、長い歴史のある他球団と比べると小粒な感じはあるけど、「いい選手がそろっているな」とあらためて感じましたよね。

1.聖澤諒(中)
2.銀次(一)
3.ウィーラー(左)
4.山﨑武司(指)
5.高須洋介(三)
6.鉄平(右)
7.藤田一也(二)
8.嶋基宏(捕)
9.小坂誠(遊)
P.田中将大

――冒頭の話に戻りますけど、もしも楽天の監督依頼が来ていたら、地元出身として「やってみたかった」という思いはありませんでしたか?

八重樫 地元の力になれるのなら嬉しいけど、僕は自分の本心を押し殺して駆け引きをしたり、選手に厳しく接したりするのは苦手だから、監督には向いていないよ。よくウワサされているオーナーの現場介入が本当だとしたら、僕なんか耐えられなくて、キャンプの時点で辞任しています(笑)。でも、いち指導者として関わることができるのなら、それはやりがいもあって「やってみたかったな」という思いもありましたけどね。

――今回は今まででもっとも苦労した選考となりましたね。

八重樫 そうでしたね。楽天については、「オレたちがこれからの時代を築いていくんだ」という思いを持って、現役選手たちには頑張ってほしいです。

――さぁ、次回は「広島東洋カープ編」です。引き続きお願いします。

八重樫 はい、わかりました。次回もよろしくお願いします!

(広島ベストナインにつづく)

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