広島ドラ2宇草孔基が大学で培った自信。
新打法への挑戦が転機となる (3ページ目)
こうした姿勢があるからこそ、球団も高く評価したのだろう。そんな宇草の性格を知るからこそ、担当の尾形佳紀スカウトから「焦らずにね。大丈夫だよ」という言葉をもらったという。
「自分の持ち味は、どんな時でも攻めていけるところ。劣勢の時こそ思い切って攻めにいくことは貫いてやってきたことなので、それは継続してやっていきたいです」
前向きな言動とプレースタイルは、宇草の最大の魅力だ。それは大学での4年間でより強固なものになった。
緑の芝と漆黒の土が映えるマツダスタジアムで、走攻守で駆け回る宇草の姿を心から楽しみにしている。その姿は、多くのファンに野球の楽しさだけでなく、元気を与えるものになるはずだ。
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