プロ野球「新外国人全員診断」
セ・リーグ編。あの選手はタイトル候補 (4ページ目)
ロッキーズ時代の2012年にシーズン28本塁打を記録するなど、メジャー通算71本塁打のウィリン・ロサリオ
ウィリン・ロサリオ(阪神/内野手/右投右打/ドミニカ共和国)
「今年来日した外国人野手のなかではナンバーワンだと思います。まずいいのが、ボールを追いかけないこと。自分のポイントまで引きつけられるし、軸がまったくぶれない。メジャーで2年続けて20本塁打以上を打ったようですが、決してパワーに頼ったバッティングをしていない。追い込まれたらミート中心のバッティングをするし、クレバーな一面もある。また逆方向にも強い打球が打てるし、ホームランだけじゃなく、打率も期待できます。慣れるまで少し時間はかかると思いますが、相当やれると思います」(山﨑武司氏)
「パワーもあるし、柔らかさもある。阪神にとっては、ようやく4番を任せられる選手が来たと思います。メジャーでも活躍したのに、昨年までは韓国でプレーするなど、ハングリー精神もあって、向上心もある選手だと思います。最初は苦労するかもしれませんが、日本の配球に慣れてくればタイトル争いも期待できる選手になるんじゃないでしょうか」(岩村明憲氏)
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