DeNAの若手が「日本シリーズ学校」で
ソフトバンクから学んだこと

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi
  • photo by(C)YOKOHAMA DeNA BAYSTARS

 無念と意欲が入り混じる言葉の数々。そして大黒柱でありチームを牽引したキャプテンの筒香嘉智も現状を冷静に分析し、これからの覚悟を口にする。

「初めての日本シリーズで、みんないろんな経験ができたとは思いますが、レギュラーシーズンは3位だったので、まずは来年、リーグ優勝をしたい。勝負ごとなので、負けたら悔しいです。けど、この経験は日本シリーズを戦わないと味わえないし、絶対に生かさなければいけないと思います」

 敗戦を受け入れつつ、すでに意識は来シーズンへと向かっている。

 就任以来、ラミレス監督は口ぐせのように「Tomorrow is another day」と語ってきたが、これには「過去から学び、次の準備をする」という意味も込められている。

「選手たちはここまでよく戦ってくれた。昨年はCSファイナルで終わったが、今年はそこを勝ち上がり日本シリーズに来ることができた。我々はここに来るために何をすべきか理解している。来年は優勝を目指し、しっかりと準備を始めたい」

 リーグ優勝をし、そして日本一へ――ラミレス監督をはじめ選手たちが共有すべきビジョンは、この日本シリーズでの敗戦を経て確固たるものになったに違いない。

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