もうガムは嚙まない。DeNA梶谷隆幸が自身を語るロングインタビュー (9ページ目)
梶谷にとって勝負の年となる2017年。スタートから打撃が好調の一方で、4月には右太腿の違和感で欠場するなど、危うさも露呈した。この先には魔の6月も待っている。振幅の大小はあれど、今年も山あり、谷ありの1年となるのだろう。
もう一度、確認しておきたい。横浜の看板は「梶・筒」である。
天才なんかじゃない。回り道をしてきた誇りがある。だからこそ、こんなもんじゃ終わらせられない。
「I CAN DO IT」。以前より大人になった梶谷は、自分に言い聞かせる。大丈夫。梶谷ならできる。
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