2016.07.26

ラミレス監督が語る今季
「5月3日がターニングポイントだった」

  • 村瀬秀信●文 text by Murase Hidenobu
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro寺崎敦●協力 cooperation by Terasaki Atsushi

ラミレス監督インタビュー(前編)

 前半戦を3位で折り返し、初のクライマックス・シリーズ進出に向けて順調にシーズンを過ごしているベイスターズ。しかし、一時期はセ・リーグの借金をすべて背負い込むなど、チームはどん底状態にあった。そこからチームをどのように立て直したのか。アレックス・ラミレス監督を直撃した。
現在、2位・巨人に1.5ゲーム差の3位につけているベイスターズのラミレス監督―― 2016年のシーズンも前半が終了し、横浜DeNAベイスターズは40勝44敗3分の3位でターン。"勝たなければならない"という使命を帯びて、スタートした今季。開幕からここまで大失速があり、大反撃がありと、短い時間でアップダウンを経験されましたが、ラミレス監督の手応えとしてはいかがでしたでしょうか?

ラミレス監督(以下:ラミ) スタートは非常にタフでしたね(笑)。ただ、今にして振り返ってみれば、いい学びの経験ができたと思えています。開幕から山口(俊)、梶谷(隆幸)、石川(雄洋)とチームの中心に考えていた選手を故障で欠き、また、ロペスなどスランプに陥る選手も多く、チームはかなり厳しい状況ではありましたが、現役の時もそうでしたが、野球をやっている上で調子のアップダウンというのは常にあること。監督業をやる上でも同じです。悪い時でも、"どんな捉え方ができるか"だと思ったので、ポジティブに捉えることができたことが、その後に生きてきたんじゃないかと思っています。