2016.07.27

ラミレス監督が明かす、
CS初進出へのキーマンと「筒香の将来」

  • 村瀬秀信●文 text by Murase Hidenobu
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

ラミレス監督インタビュー(後編)

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 7月26日現在、セ・リーグ3位につけているベイスターズ。球団初のクライマックス・シリーズ(CS)進出に向けて、この先どんな戦いをすべきなのか。アレックス・ラミレス監督に聞いた。

ラミレス監督が絶大な信頼を寄せる4番の筒香嘉智―― 開幕前にラミレス監督が勝てるとおっしゃっていたチームの完成形からすれば、前半戦は何%ぐらいの完成度であったと評価しますか?

ラミレス監督(以下:ラミ) そうですね。前半戦終了の段階では当初思い描いていた80%かな、という風に思っています。残りの20%のマイナスは何かといえば、やはりセンターラインが完全には完成していないということです。

―― シーズン前、ラミレス監督は正捕手をはじめ、センターラインの固定を強く訴えていましたが、キャッチャーにはルーキーの戸柱(恭孝)選手、ショートには2年目の倉本(寿彦)選手がレギュラーとして固定できました。

ラミ そうですね。戸柱はルーキーながら本当にいい仕事をしてくれています。7月までセ・リーグ1位のチーム防御率の投手陣を牽引してくれたのは間違いなく彼の功績です。打撃に関しては嶺井(博希)が一番だとは思いますが、後半戦も戸柱をメインに髙城(俊人)と2人体制でいきたいと考えています。フィールドプレーヤーではショートの倉本だけが完璧なレギュラーとなりました。当初センターの予定だったカジ(梶谷隆幸)は、故障で出遅れ、復帰した後もセンターでは負担が感じられたので、ライトに移すことになりました。現在、1番センターを任せている桑原(将志)は、守備力もセ・リーグで1、2位を争う選手ですし、レギュラーに近い存在です。あとはセカンドですね。