【12球団分析・オリックス編】糸井の「トリプルスリー宣言」は本気 (4ページ目)
たとえば、当初は計算に入っていなかった戦力にチャンスが与えられ、その多くが次につながるアピールをしたことだ。岩崎恭平、宮﨑祐樹、縞田拓弥の中堅に加え、連日スタメンに名を連ねた西野や小田といった面々が活躍。次から次に昇格してくる選手が仕事をやってのける様子は、まさに福良監督が目指す「隙のなさ」を感じさせた。
田口壮二軍監督は「福良さんを最大限サポートしていきたい」と話しているだけに、二軍を含めた総合力の上積みを期待したい。昨年の春季キャンプは一軍が宮崎・清武、二軍が沖縄・宮古島で行なっていたが、今年から一軍、二軍とも清武で行なわれる。選手のモチベーションが上がるのはもちろん、さらなる結束力を生み出すはずだ。
4 / 4