ラミレス監督が語る「DeNAの優勝プランと2番・梶谷に込める思い」 (4ページ目)
―― 前半戦首位でも最下位に落ちてしまう調子の波の激しさも、自分たちを信じきれなかったことが原因であると。
「ええ。信じることは非常に重要だというふうに思っています。何よりも『自分たちのことを信じなくてはいけない』。自分たちはできる。こんな長所がある。自分はこうやってチームを助けられる。それらのことを信じること。その次が『勝てるんだ』ということを信じることです」
―― 信じるというのは、自分を信じる、勝てるということを信じる、そして最後は選手もファンも、ラミちゃん監督を信じる、ということですね。
「はい。ファンの方々には、ベイスターズが優勝できるということを信じ続けてほしいです。そしてスタジアムへ足を運んで応援してください。毎試合毎試合勝てるわけではないですが、負けた試合でも、『最後まで100パーセントを出し切って戦ってくれた』と、その次につながるようなゲームをファンの皆様に見せられるように頑張ります。チームはファミリーですからね。ファンの方たちにも、自分たちもその一員なんだと感じてもらえる、そんなチームを作っていきます」
―― 3カ月後にはいよいよ本番です。もう優勝までのシミュレーションはできていますね?
「はい。僕がこのチームに来た4年前のあの日から、ずっとし続けてきましたからね(笑)」
―― 期待しています。ありがとうございました。
(終わり)
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