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中日が優勝候補筆頭 !? 夏場の日程にドーム格差

  • 津金一郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • photo by Nikkan sports

 セ・リーグのペナントレースが混迷の様相を呈している。巨人は主力打者の不調が響いて足踏み状態に陥り、8月5日からのDeNA戦では同カード8年ぶりの3連戦3連敗を喫した。その間に2位・阪神とのゲーム差は1.5、広島とは3.5差に縮まり、さらには巨人と5.5ゲーム差の中日を含めた4球団が首位争いにひしめくことになった。果たして、この争いから抜け出すのはどこになるのか。

ドーム球場は観客だけでなく、選手にとっても快適。現在4位の中日だが、「ドーム球場」を味方に浮上する?ドーム球場は観客だけでなく、選手にとっても快適。現在4位の中日だが、「ドーム球場」を味方に浮上する? 残暑が厳しいなかで6連戦が続いていく過酷な日程では、涼しいドーム球場での試合数が大きなポイントになるのでは? ドーム球場を本拠地としているのは2球団のみであるし、冷夏予報を覆(くつがえ)して、今年もここ数年同様、暑さは尋常でない。そんな仮説が成り立つのでないか、とプロ野球解説者の藪恵壹氏にぶつけてみた。

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