2012.01.01

【プロ野球】山﨑武司「交流戦のKスタでスタメン出場するのが目標であり、最高の楽しみ」

  • 石塚隆●構成 text by Ishizuka Takashi
  • 喜安●写真 photo by Kiyasu

かつて中日時代にチームメイトだった山﨑選手と金村氏。 山﨑武司×金村義明 新春対談(1)

金村 タケシとは、オレがFAで中日に行った時以来の仲やけど、また中日に戻る日がくるとはなあ。

山﨑 自分としては、現役を続けるのならば中日しかないと思っていました。

金村 まあその話は後でゆっくりするとして、楽天での最終年となった昨シーズン、開幕してから6月に故障(右手薬指剥離骨折)するまで、オレが今まで見てきた中で一番調子が良かったと思うで。

山﨑 震災のこともあってファンにはCSに行くって約束していましたからね。前半でコケてしまうと難しいので、僕もチームもいいスタートが切れるよう、気持ちが入ってました。

金村 ただ、タケシはスロースターターだから心配してたんよ。暑くなるにつれて調子上げていくタイプやから。

山﨑 開幕が2週間遅れたことが、僕にとっては有利に働きました。それに、開幕からしばらくは敵地でのゲームばかりだったことも。とにかくベテランにとって寒さは大敵なんですが、関東や関西での試合は、普段仙台にいる僕らからしたらずいぶん暖かく感じるんですよ。

金村 暖かいところで試合できたことが、前半好調の原因でもあったわけやな。

山﨑 はい。ケガをするまでは星野(仙一)監督からも、「来年もやらせてやるわ」って言ってもらってましたから(苦笑)。

金村 それが最後はクビやもんなぁ……。

山﨑 シーズン終了直前にあらためて監督から呼ばれて、「来年は構想に入ってない」って言われて、「はい、わかりました」って。

金村 あっさりしたもんやな。でも、星野さんのもとで3回もやっているタケシやからこそ、星野さんの性格も良く知ってるし……。

山﨑 やらせてくださいって泣きついてもしょうがないですからね。最後も自分の好きなようにやらせてもらいますと。実際、星野監督が就任したとき、「ああオレはこの人に葬られるんだろうな」と思っていました。ただ、今年クビになるとは思ってなかったんです。甘かったですね。