「大谷翔平2世」が今季MLBドラフトで台風の目 規格外アーチと100マイル豪速球「二刀流を辞めるつもりはない」 (4ページ目)
オープナー&DHの場合も、試合に出場し続けることができる。2022年に制定された、いわゆる「大谷ルール」により、打者としてもラインナップに名を連ねた先発投手は、降板後もDHとしてラインナップに残ることが可能になった。
カグリオーンのような選手にとって、大谷は実在する最高のモデルとなっているだけでなく、ルールの面でも自身に続く二刀流選手が現れる可能性を高めている、という見方もできる。
著者プロフィール
宇根夏樹 (うね・なつき)
ベースボール・ライター。1968年生まれ。三重県出身。MLB専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランス。著書『MLB人類学──名言・迷言・妄言集』(彩流社)。
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