山本由伸はオリックス時代の調子に戻ってきた メジャーデビュー10試合で見えてきたもの (4ページ目)
バーンズは早ければ今オフにドジャースからいなくなるが、スミスは違う。近い将来、山本がバーンズに代わる控え捕手と新たにバッテリーを組むよりも、今シーズン中に山本とスミスが良好な関係を築くほうが、長期的にも望ましい。
山本とスミスが球界屈指のバッテリーとなれば、ドジャースは今秋のワールドシリーズ優勝にとどまらず、そこからの黄金時代に向け、大きな一歩を踏み出すことができる。
著者プロフィール
宇根夏樹 (うね・なつき)
ベースボール・ライター。1968年生まれ。三重県出身。MLB専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランス。著書『MLB人類学──名言・迷言・妄言集』(彩流社)。
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