2021.10.02

MVPは大谷翔平かゲレーロか。ブルージェイズ番記者3人が出した結論は?

  • 杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke
  • photo by USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 2021年のメジャーリーグも大詰めに近づき、優勝争いとともに個人賞の行方にも注目が集まっている。特にア・リーグには大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、ブラディミール・ゲレーロJr.とマーカス・セミエン(どちらもトロント・ブルージェイズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)と40本塁打以上の選手が4人もおり、MVP争いはハイレベルになっている。

MVP候補の筆頭に挙がる大谷(左)とゲレーロMVP候補の筆頭に挙がる大谷(左)とゲレーロ この記事に関連する写真を見る  そのなかでも、ベーブ・ルース以来の本格的な二刀流選手として歴史的なシーズンを過ごした大谷が「MVPの本命」と目されてきた。ただ、殿堂入り選手の父を持つゲレーロも、打率、本塁打、打点という主要3項目のすべてでリーグのトップ10に入る成績をマーク。エンゼルスがチーム成績は振るわなかった一方で、ゲレーロが所属するブルージェイズがプレーオフを狙える位置につけていることも特筆されるべきだろう。

 大谷、ゲレーロのどちらがMVPにふさわしいのか。今回、ブルージェイズを継続的に取材するカナダ在住の3人の識者に3つの質問をぶつけ、歴史的なMVPレースの結果を占ってみた。

【パネリスト】

●ケイトリン・マグラス(The Athleticの女性ライター。ブルージェイズ番記者)

●ライアン・ウォルスタット(トロントサン紙のコラムニスト)

●ベン・ニコルソン・スミス(Sportsnet.caのブルージェイズ番記者)

Q1 今季のア・リーグMVPは誰だと思うか。

マグラス 私が票を持っていたら、やはり大谷に投じる。これほどとてつもないシーズンを過ごしてきたのであれば、MVPという形でその功績が認められるべき。MVP以上に彼にフィットする賞は考えられない。

ウォルスタット 大谷だ。

ニコルソン・スミス シーズンはまだ終わっていないが、大谷だと思う。