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【MLB】覚えていますか?あの元助っ人外国人は今 (3ページ目)

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu  photo by AFLO

 2011年は自己最多となる14勝をマークし、2012年は初の開幕投手に抜擢。ルイスはレンジャーズに欠かせない戦力となりました。しかし2012年7月、右ひじの故障で戦線離脱すると、2013年はシーズン全休することに……。その後、2014年にカムバックしたルイスは10勝をマークし、今年は4月7日のオークランド・アスレチックス戦でチームにとっての今季初勝利を挙げました。ダルビッシュ有投手不在の中、先発ローテーションの軸として復活の兆しを見せています。

 また、2007年~2008年に阪神でプレーし、2009年はオリックスで投げたライアン・ボーグルソンも、メジャーに復帰して成功したピッチャーです。2010年にアメリカに戻ったボーグルソンはマイナーでチャンスを待ち、2011年に古巣のジャイアンツで5年ぶりのメジャー復帰を果たしました。

 すると、シーズン前半戦で6勝1敗・防御率2.07という好成績を収め、オールスターに初選出。日本でプレーした助っ人外国人では、セシル・フィルダー(元阪神)とアルフォンソ・ソリアーノ(元広島)に続く3人目の出来事で、日本でも話題となりました。その年、チーム最多タイの13勝、リーグ4位の防御率2.71をマークし、ジャイアンツの主力にまで上り詰めたのです。

 そして2012年は、自己最多の14勝をマーク。特にポストシーズンでは4試合の先発で3勝0敗・防御率1.09という抜群の勝負強さを発揮し、ジャイアンツの世界一奪取に大きく貢献しました。ただ、2013年以降はケガの影響もあって不振が続き、今年も4月7日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で先発したものの、5イニングで7失点を喫し、その後はリリーフに回されています。

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