ヒロド歩美が思う高校野球界の未来を照らす"新たな球児"の形 「人生を前向きに変えていく」取り組み (3ページ目)
【広がる野球と女性との関わり】
今大会は、春夏通じて初となる「女性審判員」が甲子園のグラウンドに立つことも大きなトピックです。私は女子野球選手やMLBの女性球団幹部なども取材してきましたが、「女性初」はどうしても特別視されてしまいます。でも、それがゆくゆくは"スタンダード"になっていくことが一番の理想です。
私のInstagramには、女子高生や大学生から「私も将来アナウンサーになって高校野球を伝えたいです」「高校野球に関わるにはどんな仕事があるんですか?」などといった相談のメッセージがたくさん届くんです。そういう子たちに、プレーヤーやマネージャー以外の枠が広がっていることを伝えたい。
先日、県立千葉高校の野球部を取材した際、女子マネージャーたちが、おそらくその日が初めてだったと思うのですが、ノックバットを握って練習しているのを見かけたんです。慣れないバットの扱いに苦戦しつつも、一生懸命に「自分ができること」を探して練習に取り組むひたむきな姿が、すごく胸に刺さりました。
「ボールパーソンもできるよ」「将来は審判にもなれるかもしれないよ」と発信していくことで、「じゃあ私はノック専門で頑張る」「将来は審判を目指す」と、新しい形で高校野球の門を叩いてくれる女性が増えるんじゃないかとワクワクしています。
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