【夏の甲子園2025】山本昌が3年生の好投手8人を解説 石垣元気のリアル評価、どうしても取り上げたい意外な隠し玉とは? (8ページ目)
天理戦は投打に活躍し初戦突破の立役者となった鳴門の橋本朋来 photo by Matsuhashi Ryukiこの記事に関連する写真を見る橋本朋来(鳴門3年/167センチ・82キロ/右投右打)
今夏、たまたま見た試合で「いいピッチャーだな」と目に留まった投手です。ずんぐりとした体形で、今すぐプロに進むタイプではないでしょうが、すばらしい資質を持っています。とくに秀でているのは指先感覚。リリース感覚がすごくよく、ボールに強いスピンをかけられる。球速以上にキレを感じるボールを投げ込めます。フォームはオーソドックスで派手さはありませんが、逆に言えば安定感があるということ。再現性が高く、同じところへ続けて投げる能力があります。今後スピードが上がってくれば、いずれは平良海馬くん(西武)みたいな投手になるかもしれません。全国的な注目度はあまりないようですが、個人的にとても気になる投手でした。
著者プロフィール
菊地高弘 (きくち・たかひろ)
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。
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