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【夏の甲子園2025】山本昌が3年生の好投手8人を解説 石垣元気のリアル評価、どうしても取り上げたい意外な隠し玉とは? (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

初戦敗退したが素材のよさをアピールした神村学園・早瀬朔 photo by Ohtomo Yoshiyuki初戦敗退したが素材のよさをアピールした神村学園・早瀬朔 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る早瀬朔(神村学園3年/185センチ・78キロ/右投左打)

粗削りですが、素材としては今大会でピカイチだと感じます。体のサイズ、体の使い方、打者に向かっていく気持ちと伝わってくるものがあります。今どき、テイクバックをこれだけ大きく取って、バランスよく投げられる投手も少ないでしょう。佐々木朗希くん(ドジャース)を意識しているのか、左足を高く上げる点も印象的でした。ストレートの走りがいい反面、質に関しては改善の余地があります。まだ体が安定していないのか、ボールが抜けたり、シュート回転が強くなるケースが見られます。とはいえ、時間をかけて体をつくったら、大化けする可能性があります。右投手の素材としては、石垣くんと双璧。ドラフト上位で指名されても不思議ではないと感じました。

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