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【夏の甲子園2025】山本昌が3年生の好投手8人を解説 石垣元気のリアル評価、どうしても取り上げたい意外な隠し玉とは? (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

開幕試合となった小松大谷戦で13奪三振の快投を演じた創成館の森下翔太 photo by Ohtomo Yoshiyuki開幕試合となった小松大谷戦で13奪三振の快投を演じた創成館の森下翔太 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る森下翔太(創成館3年/170センチ・68キロ/右投左打)

上背はありませんが、まとまりがあるタイプだと感じました。クセのないフォームに、鋭い腕の振りとストレートの走り。自分のなかで勉強し、努力してきたのだろうなと感じます。昨秋までは、ベンチ入りすらできなかった投手だと聞きました。私も母校・日大藤沢の臨時コーチを務めていて痛感しますが、高校生は少し目を離しただけでガラッと変わることがよくあります。森下くんは、今や最速149キロまで球速を伸ばしているそうですね。大学で野球を続けるようですが、早い段階でベンチに入って、リーグ戦で投げられるだけの実力者でしょう。これから体を強くして、ストレートが安定して150キロ台に乗ってくるとプロからも注目されるはず。最近の投手は、身長はあまり関係ありませんし、楽しみです。

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