【ドラフト2025】スカウトも絶賛する"万波中正"級のフィジカル 大阪学院大のエドポロ・ケインが衝撃の一発で猛アピール (2ページ目)
中村監督は現役時代、近鉄でプレーした右打ちスラッガーだ。天理大、天理高の監督としても実績を残し、教え子には太田椋(オリックス)や達孝太(日本ハム)らがいる。昨年2月に大阪学院大の監督に就任した。中村監督はエドポロについて、こんな見立てを語っている。
「ハマったら果てしなく飛ばしますし、身体能力が高いのでアメフトでもさせたらすごい選手になるかもしれません。肩は強いし、ベースランニングのストライドも迫力があります。スカウトの方からは『万波中正(日本ハム)タイプ』と言われますね」
【高校3年夏に甲子園出場】
小・中学生時代は「なんとなく野球をやっていた」というエドポロだったが、高校で日本航空(山梨)に越境入学したことで人生が変わった。
「豊泉(啓介)監督が熱い人で。監督から言われたんです。『おまえ、やるしかないんだよ!』って。そこから『やるしかないな』とスイッチが入ったというか。『この人の言うことを聞いたら、甲子園に行ける!』と思いました」
高校3年夏には、甲子園に出場。当時のチームメイトには、変則左腕として注目されたヴァデルナ・フェルガス(現・青山学院大4年)がいる。エドポロは高校3年秋にプロ志望届を提出したものの、指名漏れ。大阪学院大に進学した。
大学3年までのエドポロはツボにハマれば圧倒的な飛距離を見せる反面、コンタクト精度は乏しい印象があった。ところが、今春4月5日の関西六大学リーグ開幕戦、大阪商業大戦でのプレーを見て、印象が変わった。
大阪商業大のプロ注目右腕・鈴木豪太から、エドポロは三塁打を含む2安打をマーク。コンタクト能力の高さを見せつけたのだ。
この点について触れると、エドポロは"よくぞ聞いてくれた"と言わんばかりの勢いで語り始めた。
「コンタクト能力を上げましたから。いっぱいバット振って、精いっぱい練習していたんで......」
そして、エドポロは印象的な言葉を続けた。
「打つことは決まっていたんで。あとは打席に入って、ヒットという結果を受け取りにいっただけですね」
ここまで言い切れるほど、練習をしたということだろう。
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