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東海大相模・原俊介監督が語る指導論 「プロの技術を高校生に伝えるのは難しい」 (4ページ目)

  • 飯尾哲司●文 text by Iio Tetsuji

── そういう意味で"つながる"というわけなのですね。

 投手が投げることと打つことも守ることも、すべてつながっているわけです。そこにチームメイトとのつながり、応援してくれる人とのつながりもある。いろんな部分を自分たちのエネルギーとしながら、かつグラウンドではひとつのボールでつながりを持っていこうと。そういう野球を目指しています。


原俊介(はら・しゅんすけ)/1977年8月30日、神奈川県生まれ。東海大相模高の3年春にセンバツ大会出場。95年ドラフトで巨人から1位指名され入団。巨人で11年プレーし、引退後に教員免許を取得。2016年から東海大静岡翔洋高の監督に就任。21年夏は静岡大会決勝まで進んだ。同年秋に母校・東海大相模高の監督に就任。24年夏、神奈川大会を制し、監督として初の甲子園出場を果たす。甲子園でもベスト8進出を果たした。

著者プロフィール

  • 飯尾哲司

    飯尾哲司 (いいお・てつじ)

    静岡県生まれ。『週刊ベースボール』編集部出身。野村克也氏『私の教え子ベストナイン』『リーダーとして覚えておいてほしいこと』、元横浜高野球部長・小倉清一郎氏『小倉ノート』をはじめ、書籍の企画・取材・著書多数。プロ野球現場取材歴35年。早稲田大学大学院修士課程修了。学術論文「エリートアスリートはなぜセカンドキャリアで教員を選択したのか:プロ野球選手とJリーガーの事例をもとに」(スポーツ産業学研究, Vol.33, No.1, p.63-73,2023.)

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