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「北東北の雄」富士大が狙う大学日本一 監督が見出した無名の逸材がドラフト候補に成長 (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

 もちろん、全国大会に出るには北東北大学リーグを勝ち抜かなければならない。昨秋のリーグ王者である八戸学院大(東北地区代表決定戦で勝利した富士大が明治神宮大会に出場)をはじめ、青森大、ノースアジア大、青森中央学院大など、実力派からくせ者までライバルたちが牙をむいてくる。

 まずは6月の大学選手権に富士大が駒を進められるのか。北のタレント軍団に今から注目して損はないはずだ。

著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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