高校ナンバーワン捕手、「村神様」の弟、讃岐の怪童...夏の甲子園で絶対に見逃せない個性派の野手10人 (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports

打てる遊撃手としてプロからも高く評価されている天理・戸井零士打てる遊撃手としてプロからも高く評価されている天理・戸井零士この記事に関連する写真を見る戸井零士(天理/180センチ・85キロ/右投右打)

野球界にとって貴重な右打ちの有望遊撃手。大地に根を張るかのような重厚感のある呼び込みから、強烈な打球を生み出す。派手さはないものの、遊撃守備はミスが少なく計算が立ちやすい。奈良大会決勝戦では新型コロナの影響からベストメンバーで戦えなかった相手校に配慮し、優勝後に派手に喜ばないようチーム内に呼びかける一面も。野球の技術面だけでは語り尽くせない、無形の力を持っているスポーツマンだ。甲子園では大会3日目、山梨学院と対戦する。

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