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冬の鍛錬と漢らしさが根底、盛岡大付の史上最強打線。ふさわしい呼称は、わんこそばかペンギンか... (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 だが、前述したような盛岡大付打線の勇ましさと、給仕の女性が軽やかに少量のそばを椀に流し込む和やかさが結びつかない。屈強な大男がそばの代わりに大盛の冷麺かじゃじゃ麺を次々に投入するなら、イメージに近づくのだが。

 以前にそんな疑問を関口監督に直接ぶつけたところ、関口監督は「そうなんですよねぇ」と苦笑して、「別のキャッチフレーズもあったんですよ」と教えてくれた。その名も「ペンギン打線」。長靴を履いて打撃練習をする姿が、ペンギンを想起させたようだ。わんこそば以上にかわいらしい異名だった。

 ツキノワグマ打線、南部鉄器打線、漢打線......。いつか盛岡大付のたくましいチームカラーに合った名前が冠されることを祈りたい。

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