157キロ右腕筆頭にプロ注目の逸材が続々。絶対に見逃せない夏の甲子園、好投手10人 (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Inoue Kota,Kikuchi Takahiro,Sankei Visual

センバツ初戦敗退の雪辱に燃える大阪桐蔭のエース・松浦慶斗センバツ初戦敗退の雪辱に燃える大阪桐蔭のエース・松浦慶斗この記事に関連する写真を見る松浦慶斗(大阪桐蔭/186センチ・94キロ/左投左打)

右の目玉が風間なら、左の目玉は松浦になるだろう。今春のセンバツはコロナ禍による調整不足も相まって、不本意な内容で初戦敗退。制球を気にするあまり、腕が振れない悪循環に陥っていた。今夏はダイナミックさを取り戻し、大阪大会では苦しみながらもエースとして甲子園出場をつかみ取った。希少価値の高い左腕の好素材だけに、甲子園で本領発揮できればドラフト上位候補に浮上する可能性は十分にある。大阪桐蔭は大会5日目にセンバツベスト8の東海大菅生(西東京)と激突する。

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