山本昌がドラフト1位指名投手9人など、来季の新人19選手を診断【2020人気記事】 (12ページ目)
スリークォーターから最速155キロの速球を投げ込む日体大・森博人森博人(日本体育大/177センチ・80キロ/右投右打)→中日ドラフト2位
腕が少し横から出てくるだけでなく、全体的に変則的なムードのあるフォームですね。それでもボールを切る位置がしっかりしているから、球が走るのでしょう。150キロ台のスピードがコンスタントに出て、体に力があることが伝わってきます。少し上体主導で投げるので動作にブレもありますが、体全体でストライクゾーンに向かっていくようなラインを意識すれば、もっとコントロールがよくなるはずです。また、彼が成長した要因のひとつに、日本体育大の辻孟彦コーチの手腕もあると聞いてうれしく思います。辻コーチは中日時代のチームメイトで、ピッチングについて質問してくるなどとても研究熱心でした。今では名投手コーチになりつつありますね。
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